アイ・オー発売のBlu-rayドライブでは、960×540ピクセル限定で市販ビデオが再生可能のようだ

 アイ・オーさんのドライブなどは、「Blu-ray Disc映像鑑賞」の動作環境がPentium 4 2.8GHz以上となっている(ただし「市販のBlu-rayビデオの再生については、後日ご案内予定です」との注釈あり)のだが、買ったユーザーが「ノートパソコンに繋いで、市販のBlu-ray Discが見られない」となった場合、どう対応するのだろう?

http://www.iodata.jp/prod/storage/blu-ray/2006/brd-um2/index7.htm

 ……と気になって、アイ・オーのドライブに対する各誌の紹介を見ていたら、ITMediaさんが詳細な制限を記載していた。流石。

http://plusd.itmedia.co.jp/pcupdate/articles/0604/21/news005.html

 ここの末尾から引用すると、Blu-rayの映画(など)の視聴に“必要とされている”機材は以下の通り。

・HDCP出力対応のNVIDIAあるいはATIGPU搭載グラフィックスカード(ビデオRAM 256MB以上を推奨)
・HDCP対応のDVIないしHDMI入力端子搭載ディスプレイ
(上記環境が満たせない場合は、HDとならない960×540ドットで出力される)
・周波数3GHz以上のデュアルコアCPU(Pentium D 930/830以上など)
Windows XP SP2以降
・インターネット回線(著作権保護機能を利用するため)

 ということで、960×540ピクセルの出力となるようにダウンスケーリングされるものの、出力は可能なようだ。おそらくアナログRGBでも可能だろう。
 半分は杞憂だったわけで、ホッとした……と言いたいところだが、やはりサポートのレベルでは、かなり揉めそうな気がする。