クーラーマスターの「Musketeer 3」が凄い

 高速電脳さん必殺(?)の右上バナーによる新製品予告*1により、クーラーマスターさんのMusketeer 3という製品の存在が明らかになった。

 初代Musketeerは電圧・音量・温度をアナログメーターで表示し、Musketeer 2は左右音量とHDD処理状況(?)を表示する、監視デバイスだった。

 対して3は、メーターは音量が1つだけ。左にある物体はなんだ? と思ったら、なんと真空管だった。リリースシート(注:PDFページ)を見ると三極管で、プリアンプとして動作するらしい。
 マニュアル(注:PDFページ)を見るとミニジャックでの接続になるようなので、オーディオカードと組み合わせられるような、高音質を目指した製品ではなさそうなのが残念だが、デザインの良さなどはさすがと言えるだろう。
 PCと真空管と言えば、2002年にAopenが発売した真空管アンプ搭載マザー「AX4B-533Tube」が思い起こされるが、残念ながらこちらはあまり評価が高くなかった。
 しかし、マザーボードを変えても使えるMusketeer 3は、メーターのデザインの良さもあって、従来シリーズ同様、なかなかのヒットになりそうな予感がする。

以下余談:
 この調子でいくと、次は米田聡さんのの記事(MYCOM PCWEBさん)などで密かに盛り上がっているニキシー管の搭載に行くのだろうか(^^;

*1:関係はないのだが、バナーを作って宣伝するという方法は、変人窟のたびさんに似ている