NEO・GEO Xがひょっとしたら“すごいエミュ機を連れて帰ろう”モノかもしれない……という話

【注意】現状ですと、まだ裏の取れた話ではありません。

 今年(2012年)1月にゲームショップ「ファミコンプラザ」さんが報じたことで話題になった、ネオジオ携帯機(仮)。その夢とロマンに興奮したおっさんゲーマーも少なくなかったようで、かなりの話題となったことはまぁまぁ記憶に新しい。

 さて、予定だったSNKプレイモアからのライセンスが正式決まったり、名称が決定したりといった話題を経て、この手のハードとしては例外的に速く、なんと12月6日に発売が決定した!! めでたい!!


「NEOGEO X GOLD ENTERTAINMENT SYSTEM」 携帯ゲーム機+TV出力用ユニットとジョイスティックで「NEOGEO」を再現(GAME Watch記事)

 おおおお!! いよいよ正式発表だ!! これはやっぱり買わねばならぬのか……!! と考えつつ、上記のGAME Watch記事を読んでいたら、ちょっとイヤな予感のする一文が。

>「NEOGEO X」は、クロック周波数1GHzのCPU、OSにはLinuxを採用したNEOGEOネオジオ)タイトルをプレイできる携帯ゲーム機。

>OSにはLinuxを採用した


 り、Linux……!!!!? (椅子からひっくり返る)
 っていうことは、まさかエミュレーターベースの可能性があるの?

 ……だって、オリジナルのNEO・GEOが発売されてから22年だよ!! それでゲームプリインストールとはいえ、2万円だよ!!!!? こんな時期にこんな価格で発売されるんだから、FPGAでも起こして、“オリジナルNEO・GEOをハード的にエミュレーションしています”っていう豪気なモンと思い込んでたよ!!

 ……というかそう思っていた人って多いんじゃないの? だって、エミュでいいんだったら、それこそポータブル機であろうとも、3〜4年前のハード水準でOKだよ!! バッテリー持たないだろうけれど。


 ……というわけで、予測にしか過ぎないという断りを入れた上で、エミュの可能性があるという話は、先に買ってしまう人が出る前に周知徹底されるべきでは、と思った。
 この予想がいい意味で外れてくれることを祈る。


【備考】ただし、エミュレーション自体は否定しません。もちろん、SNKプレイモアの正式ライセンスを受けている、ということは、ライセンスの問題はクリアされているでしょうし、プレイ感覚などに関しても間違いなく一定レベルのモノではあるでしょう。
 自分にとっての問題は「“エミュで動かすだけの(と言ったら失礼だが)ハード”をそうとは知らず、この時期、この価格で買えるか」というだけです。
 ……と書いていたらクールダウンして、「あ、まぁコストパフォーマンスとしては悪くないか……ドッキングステーションやジョイスティックもあるしなぁ」とか思えてきた。うーむ。